ビオディナミ
野生酵母
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Lenzini Franco Toscana I.G.T. 2021(レンツィーニ・フランコ)

2020年が初ヴィンテージで、現当主ベネデッタの祖父、”フランコお爺さん”に捧げるトリビュート・ワイン。
カベルネ・フランから作られた自然派の赤ワインです。
葡萄は赤色の肥沃な粘土質で育ったのカベルネ・フランで樹齢は25年ほど。
もちろん、この品種100%なのはお爺さんの名前(フラン≠フランコ)と掛けています。
セメントタンクで自然発酵させた後、乳酸発酵を大樽に移して行い味わいをなめらかにして、熟成はステンレスタンクと?器(せっき=ストーンウェア)製の容器とで6ヶ月間行っています。
良い意味で程々に抑制された酒質で、同社の他の赤銘柄に比べても繊細さのある果実味が特徴です。
品番 | TL-5 |
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種類 | 赤ワイン |
生産地 | イタリア、トスカーナ州 |
葡萄の種類 | カベルネ・フラン100% |
ビンテージ(生産年) | 2021 |
アルコール度数 | 12.5% |
亜硫酸塩 含有量 | 29mg/L |
香り | ベリーや野いちご、スミレなどのニュアンス |
味わい | 中重口 適度な果実味、繊細なタンニンと柔らかな酸味が感じられます |
飲み頃温度 | 16〜18℃ |
料理 | 生ハムやチーズ、肉料理など |
内容量 | 750ml |
Tenuta Lenzini (テヌータ・レンツィーニ)

テヌータ・レンツィーニ、オーナーのミケーレと彼らのフルラインナップ
ちなみに普段はとても真面目で寡黙な方です

テヌータ・レンツィーニは、トスカーナ北西部ルッカ近郊にある家族経営の農園で、現在は家業を継いだベネデッタと夫のミケーレが中心となってワイナリーの運営をしています。
この地域は19世紀初頭にナポレオンの妹がルッカ公国の女公であったことから、メルローなどフランス原産の品種が古くから造られています。
葡萄畑はなだらかなすり鉢状の地形に位置し、その周りを取り囲む様にオリーブ畑があって*マイクロクライメイトを形成しいます。
~ マイクロクライメイト ~
局所的に微妙に変化する気候や土壌で、その畑特有のオリジナリティの高い農作物の生産に寄与します。
2007年に有機農法、次いでビオディナミ農法に切り替えて葡萄づくりをしています。
醸造は野生酵母により発酵させ、添加物である亜硫酸塩の量も極力少なくし、土地の特徴を良く表した豊かなワイン造りをしています。

テヌータ・レンツィーニのすり鉢状の畑
独自のマイクロクライメイトを形成してオリジナリティの高い葡萄が生産されます