自然派
有機農法
野生酵母
ノンフィルター
Tzerb eRETICO I.G.T. Alpi Retiche Nebbiolo 2019
(ツェルブ・エレティコ I.G.T. アルピ・レティケ・ネッビオーロ)
ネッビオーロをベースにした自然派の赤ワインです。
キアヴェンナスカ(ネッビオーロのシノニム)、ロッソラ、ブルンニョラ、ピンニョラ、トラウナスカ、メルリーナなど、この地域の珍しい地場品種をブレンドして作られています。
ワインの名前の "eRETICO" は異端者の意味で、型にはまった製造方法のワインとアプローチが全く異なるためこの名前をつけています。
またeが小文字で表記されているのは、アルピ・レティケ(この地域)で作られたブドウを醸造しているためです。
ブドウは十分に熟してから収穫され、長時間かけてマセレーション・発酵が行われます。
ステンレスタンクで2年間熟成後ノンフィルターで瓶詰めしています。
淡いガーネット色でスミレや藤、ジュニパーベリー、スモーキー、スパイスなどのニュアンス。
樹齢が約70〜80年の古木から収穫した葡萄を使用していて、収量30q/ha、ブドウ1本あたり僅かに1kg未満の収量で年間生産本数2400本です。
品番 | OT-2 |
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種類 | 自然派・ロゼワイン |
生産地 | イタリア、ロンバルディア州 |
ビンテージ(生産年) | 2019 |
アルコール度数 | 14% |
香り | 淡いガーネット色でスミレや藤、ジュニパーベリー、スモーキー、スパイスなどのニュアンス |
味わい | 中重口 |
葡萄の種類 | キアヴェンナスカ(ネッビオーロ)、ロッソラ、ブルンニョラ、ピンニョラ、トラウナスカ、メルリーナ、他 |
飲み頃温度 | 16~18℃ |
料理 | サラミや生ハム、お肉料理など |
内容量 | 750ml |
自然派
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野生酵母
ノンフィルター
Orto Tellinum (オルト・テッリヌム)
イタリア北部、ロンバルディア州ソンドリオ県北部スイス国境に接するアルブス山中にあるバルテッリーナ地域で多くのブドウ畑は急斜面にあります。
この地域でのワイン造りの歴史は古く、Orto Tellinum も何世代にも渡り長年自己消費用にワイン造りをしてきましたが、2018年に初めて1200本のワインをリリースしました。
造り手であるジョナサン・フェンドーニの活動はワイン造りに留まらず、過疎化の進む地域の伝統文化を守り再生を志しています。
ワイン醸造やソムリエの教育は一切受けておらず、お祖父さんから得た知識とテイスティングを繰り返し試行錯誤した結果できたワインです。
ワインの名前にもなっている「TZERB(ツェルブ)」は「栽培放棄された土地」という意味で、彼の祖父から譲り受けた畑の他に、他の祖父が栽培を放棄した土地も再生してワイン造りをしています。
自分でできる範囲以上のことはするべきではないと考えから、機械の力を借りず栽培も醸造もすべて人力で行なっています。
多くのツェルブ(栽培放棄された土地)が再生され地域が活性化されることを目指しており、お祖父さんから受け継いだ知識を共有するため、バルテッリーナにおけるブドウの栽培方法を教えるコースを定期的に開いています。
またワインの生産だけでなく、蕎麦や固有品種の芋なども栽培しています。
トータル栽培面積は2haで、うち1.5haがブドウ畑で、0.2haが彼の所有する土地です。
年間生産本数は僅かに合計4000本。
ブドウはすべてプレ・フィロキセラです。