Bruna (ブルーナ)
Bruna (ブルーナ) は、イタリア北部の地中海に面するリグーリア州の山間にある、小さな家族経営のワイナリーです。
急峻な南斜面で有機栽培される葡萄は、ミネラルを多く含んだ粘土質の畑で、丁寧に育てられています。
彼らの畑は段々畑になっていて、その土台を支える石垣は地元の言葉でMaje(マジェ) と呼ばれ、ワインの名前にもなっている Maje Pigato (マジェ・ピガート) にも使われています。
ワイナリーは、谷沿いの人口300人程の小さな集落にあり、一見するとそれがワイナリーと分からない程ですが、きれいに保たれた醸造所では、エノロゴ(醸造家)が全ての行程をきめ細かく配慮して、品質の高い透き通った、味わい深いワインが造り出されています。
その土地の特性に合ったワイン作りには特にこだわっており、地場の品種と土地に根付いた酵母を使用しています。
Bruna は有機認定機関の認証を現在受けていませんが、彼らは如何にして自然な環境で葡萄を栽培するかを常に熱心に研究しています。
「ビオデナミはフィロソフィー(哲学・人生観)を体現するものだし、有機の認証はただの "認定" でワインの品質とはあまり関係ないですよね。」
こう穏やかに語る彼らは、有機栽培にはこだわるものの、どのようにすれば自分たちの理想のワインを造り出せるかという事を常に考えいます。
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